今、男性で育休を取る人が増えています。
といっても、元が少ないだけでまだまだ少数派ですね。
そんな中、わが家のパパも育休を取ったのでどうなったか記録していきます。
旦那が取った育休は2週間。
(本当はもっと長く必要だったのですが、会社に上手に断られてしまいました。日本の中小企業の現実を見た気がします。)
さて、育休中の旦那は私の期待以下!!
これも、リアルな現実かなぁと思うので誰かの参考になれば良いなという思いで書いていきます。
育休パパの迷言
「期待以下」と言っても伝わらないので、育休パパの迷言を3つ紹介します。
一つ目
ちょっと汁椀洗って
これは、育休初日に飛び出した発言です。

まさに「ちょっと汁椀を洗う」ために、育休を取ってサポートしてもらうのです。
二つ目
夕飯は簡単なモノでいいよ
『夕飯は簡単なモノでいい?』と言って作ってくれるのかと思ったので、内心ズッコケました。
「は〜い」途中まで作って、疲れたと言って代わってもらいました。
三つ目
平日6時までは仕事、その後子どもたちをお風呂に入れるタイムスケジュールで行くわ
旦那は職場からパソコンを持って帰りメール対応などしています。
タイムスケジュールを決めて、夕方までは仕事に集中したいと申し出があったのです。
こんな発言もありましたが、育休が始まってからは上の子のおでかけなどに時間を使ってくれています。



6時まで仕事する!と言われた時は、何のための育休だよって思いました。
育休パパの成長
家事育児は今まで通り嫁にやってもらう気満々だった旦那。
退院して数日で私が乳腺炎になり40℃の熱を出したことで、ちょっと変わってくれます。
私が子ども二人と旦那を置いて病院に行ったので、初のワンオペを数時間経験することになったのです。
私が帰ってくると「ワンオペ、無理だわ」と、育児の大変さへの理解を少し示してくれました。



帰った瞬間から、仕事しはじめたけどね。
熱あるのにふたりの子守・・・
その仕事今じゃなきゃだめ?と思いましたが
平日の夕方に数時間、慣れない子守りをする羽目になり
頭の中にはやりたい仕事が溜まっていた事情もわかります。
ママが帰ってきて大人しくなった子どもたちを見るだけなら
出来る事だったので、OKしました。
嫁のお世話もするんだよ
仕事が終わってから
- 暑い、汗かいた、拭いてちょうだい
- 寒い、窓しめて、扇風機切ってちょうだい
ちょっとしたことを色々お願いしました。



え?俺がお前の汗ふくの?



嫁の面倒をみるのも、育休の仕事のうちだよ
結局、近くにタオルがあったので汗は自分で拭きましたが・・・
トイレ以外歩けない嫁の代わりに、ちょっとしたことでもやってあげる位の気持ちでいてねというメッセージです。
それからは、いろんな小さなお願いを聞いてくれましたよ。
一日一回は「いつから歩けるようになるんだっけ?」って言ってたけど。
育休パパと関わるコツ
我慢せずに思いは伝える



こんなはずじゃなかった。
なんで産後の私が動かされてるんだ!
こう思ったら、一呼吸。
『産後は動けない』他人の言葉を使うのが効果的!
『産後は動いたらダメだよ』っていろんな人が言ってくれます。
- 病院の助産師
- 義理の母
- グーグル先生
常識だし、客観的な事実なんですよね。
「なんで嫁のために俺が動かなきゃいけないんだ」という旦那には、嫁の言葉よりも他人の言葉や一般常識を使うのが効果的です。



思いやりがないじゃないの
なんて、思う必要はありません。
一から十まで言う
「産後は動けない」といえば、動けない嫁の代わりに動いてくれるだろうなと思ってしまいがちです。
もしやってくれないならそこの思考回路はつながっていない可能性があるのではっきり伝えてみましょう。
どうでも良い事は気にしない
今日は旦那が燃えるゴミをすててくれましたが、
オムツがたくさん入ったゴミ箱の中身はそのままでした。
ゴミの集め漏れは、たまに私もやってしまうミスですし、
次回捨てたらいいだけなので、気にしないのがベストです。



常に、完璧じゃなくても大丈夫な理由を思い浮かべよう!
わが家のパパの良い所
迷言とか紹介してしまったので、良い所も紹介しておきます。
長男と二人でお出かけできる
2歳半くらいから、長男と二人でお出かけできるようになりました。
これがマジで助かります。
新生児が生まれて、育休を取っていても
もし母親が産後動けるようになるまで外出できなかったら、家の中は間違いなくめちゃくちゃ。
子どもと外出なんて一番体力を使うことの一つです。
産後は安静なので絶対にできません。
できないことをやってもらえるのが本当に助かります。
沐浴と長男のお風呂をやってくれる
沐浴は一人目のときもやってくれました。
一定時間たちっぱなしで重い赤ちゃんを扱わないといけないので
産後の体にはきついです。
私がするよりも上手で、心なしかイキイキしているように見えます。
旦那の友人などは「沐浴はパパ」という人が多く、すんなり担当してくれました。
実際かなり助かるので、その空気が広がっていくのはいいことですね♪
まとめ
旦那に育休をとってもらった産後の日常について書きました。
ちょっと期待しすぎてた感もありますが、取ってもらって本当に良かったです。
「産後動けない」ってわかってるのに、育休が取れない。
”実母や義母に頼るのが普通だよね”ってみんなが思い込んでるのって変だな~。
核家族化してからウン十年なのに、産後だけ昭和初期みたいな状況だと思います。
たった2週間でも、育休がとれて本当によかったと思うので
3か月位取れていたらもっと良かったと思うし、それが普通でないといけない気がします。
その辺についてはあふれる思いがあるので、きっとまた書きます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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